ドライマウスを改善する食べ物対策とは?

ドライマウスの対策Q&A

ドライマウスを改善する食べ物対策とは?

口内の病気の中でも意外に患者数が多いといわれている「ドライマウス(口腔乾燥症)」。そこでここでは、ドライマウスを改善するための食べ物について紹介したいと思います。

噛み応えのある食べ物を好んで食べる

まず初めに大切なのは、普段の食事の際に噛み応えのある食材または料理を選択するということです。

 
というのも、ドライマウスの症状を緩和させるのは唾液をたくさん分泌させることがよいのですが、その方法として手っ取り早いのが、“よく噛む“ということです。ニンジン、レンコンなど硬い野菜や、イカ、ホルモンなどの噛み応えのあるものなどを積極的に取ると必然的に噛む回数が増えます。また料理する際も、カレーや煮物などの素材をあえて大きく切り、口で噛む動作を積極的に増やすというような方法も効果的です。

スルメイカやガムを噛む

口をよく動かす食べ物として代表的なのが「スルメイカ」と「ガム」です。特にガムは唾液で消化されることはないので、かなり長時間口を動かすことができます。またスルメイカも食べる人は年々減りつつありますが、かなり硬くて噛み応えのある食品なので唾液の分泌には大いに活躍してくれます。

ポリフェノールの取りすぎに注意

逆にドライマウスに悪い影響を与えてしまう可能性のある食材に関してですが、栄養素としても有名なポリフェノールは、過剰に摂取してしまうと唾液を抑える効果があるためよくないとされています。

 
ポリフェノールを多く食材としては、コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ワインなどの飲料水に多く含まれており、ドライマウスの人は水分を積極的に摂取する人も多いと思いますが、このようは飲料水の過剰摂取は逆効果となることがあるので注意が必要です。