ドライマウスと口呼吸の関係

ドライマウスの原因Q&A

ドライマウスと口呼吸の関係

現代病として広く知られるようになった「ドライマウス(口腔乾燥症)」。ドライマウスを簡単に言えば“口が乾いてしまう病気”ですが、ここでは口呼吸はドライマウスと関係があるのかという点について説明します。

 
人間の呼吸法は「口呼吸」と「鼻呼吸」があり、健康には鼻呼吸のほうがよいというイメージがあります。では、ドライマウスは呼吸法に関係しているのかというと・・・正解は、とても関係しているといえます!

 
「口呼吸」が多い人はドライマウスになりやすい傾向にあります。なぜなら、私たちは呼吸とともに水分を外に排出しているからです。よく寒い時期に息を吐くと、目に見えて白い息がでることがあります。あれは口の中にある水蒸気、つまり水分が外に出ている証拠です。

 
口から水分が放出されるということは、少なからず口の中は乾燥することになります。そのため口呼吸が多い人は、鼻呼吸をする人よりも多く口の水分を失っているのです。

 
口の中の水分量が減れば、ドライマウスを悪化させることになります。現にドライマウスの治療法として、鼻呼吸を意識するという方法もあるくらいです。呼吸は意識的にやるものではないので無意識に口呼吸をしていると思いますが、ドライマウスにならないための予防は、口呼吸ではなく鼻呼吸を意識的やってみることも大変効果的です。またスポーツやヨガ、ジムなどでは鼻呼吸を意識したトレーニングもあるので、そういった運動を取り入れてみることもおすすめします。
 

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